メタバース

メタバースとは

メタバースとは仮想空間そのもの、または仮想空間にアクセスする技術を指します。

英語でmeta（超）とuniverse（宇宙）を組み合わせた造語です。

インターネット上の世界であるため理論上制限なく大きな空間を作ることができます。

仮想空間ではアバターと呼ばれるユーザーの分身を使います。

アバターは仮想空間で会話をしたり、遊んだり、誰かとコミュニケーションを取ることができます。

このようなことをできる場所がメタバースです。

メリット

新たなビジネスチャンス

メタバースを利用することで物理的な制約を無視して仮想空間で再現することができます。

例えばファッションショップを仮想空間に出店します。

これまでの店舗販売に加えてメタバースを利用することで今までとは違った販売チャンスを生み出します。

コミュニケーションの向上

音声だけでなくアバターの身振りや手振りでも意思疎通できるため、実際に対面しているような感覚で会話することができます。

この特徴は世界中どこにいても自分がそこにいて他の人と一緒に存在しているような感覚でコミュニケーションを取ることが可能です。

VRとの違い

メタバースとVRは両方とも仮想現実を活用していますが概念が違います。

VRが目的としていることは仮想現実の世界に没入することです。

一方でメタバースは仮想現実でユーザー間でコミュニケーションをとりながら自由に行動する場所です。

活用事例

不動産業界ではアバターを使用して部屋を内見するといった活用があります。

また医療業界では手術などの遠隔施術のシュミュレーションや様々な業界で活用報告がある。

メタバース関連企業へ参入している企業

• 大和ハウス工業株式会社

お客様とコミュニケーションを取ることができるメタバース住宅展示会を公開しています。

スマートフォンなどから簡単に見学でき、営業担当のアバターには気軽に相談や質問ができます。

• KDDI

clusterを使って渋谷区公認の「バーチャル渋谷」をオープンさせたことで話題を呼びました。

ハロウィーンでさまざまなキャラクターとコラボしたり、アーティストのライブなど渋谷の世界観をアピールした多彩なイベントを開催したりしています。

友人との交流が楽しめるαU metaverse、実店舗と連動してショッピングができるαU place、デジタルアートが買えるαU marketなどを同時展開しています。

• 株式会社NTTコノキュー

株式会社NTTコノキューは「XR World®」というメタバースプラットフォームも運営しています。

XR WorldはアプリではなくWebブラウザから誰でもアクセス可能です。

専用のアプリをダウンロードすることなく、公式サイトからメタバース空間に降り立つことができます。

バーチャル空間でアバターを通じて音楽やアニメ、ダンス、スポーツ、教育、観光といった幅広いコンテンツが楽しめます。

始め方は５ステップ

必要な機材をそろえる

　VRゴーグル

　VR対応パソコン

国内の仮想通貨取引所に口座開設

　取り扱い通貨が多く購入しやすいコインチェックがおすすめです。

　スマホアプリでもウェブ上でも利用可能なため使いやすいです。

　口座開設がスマホだけで行え、最短１時間で取引が開始できます。

仮想通貨用のウォレットに登録

　最初は人気のウェブウェブのMetaMaskメタマスクがおすすめです。

　PCで利用するならChromeウェブストアで検索し、Chromeに拡張機能として追加してください。

また、スマホで利用する場合もアプリはありますが、メタバースでの利用を想定するとPCの方が扱いやすいのでPC利用を推奨します。

ウォレット登録が済んだら、取引所の口座からMetaMaskへ仮想通貨を送金してください。

メタバースプラットフォームに登録

利用したいメタバースプラットフォームを選んで登録します。

自分の目的に合ったプラットフォームを選ぶのがおすすめです。

メタバース内で楽しむ

　仮想空間の中であこがれの世界に浸ったり、楽しみ方は様々で自由です。